一枚絵から動くざすこへ|きゃらくる×Tripo制作の舞台裏

ざすこ制作の配信サムネ。きゃらくる×Tripo、イラスト1枚から動く3Dモデルへ。
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ジェネコ

きゃらくるは、一枚絵からアバター制作を手伝うキットなんジェネな。どこで手に入れて、何をAIへ任せられるか、先に知りたいジェネ!

ざすこ

作者NanoさんがGitHubで公開している制作支援キットです。まず道具の役割を紹介し、その後で初版の完成形と、制作の途中を見ていきましょう。

目次

きゃらくるは何をしてくれる?

きゃらくる(Charakuru)は、Nano(ナノ)さんが制作した、キャラクターの一枚絵から動くVRMアバターを作るための支援キットです。VRMは、人型アバターを利用するためのファイル形式。Tripo(トリポ)が立体や表面の色、骨の設定を担い、きゃらくるが制作の状態と人の確認をつなぎます。

アプリで画像や立体を見て、良ければ次の作業の依頼文をチャットへ送る。AIが作業し、戻ってきた結果をまた人が見る。難しい3Dソフトの操作をAIへ任せながら、どの顔や体を採用するかは自分で決められる、セミオートの制作です。

公開場所はGitHubの公式ページです。README(リードミー)が概要の説明書、チュートリアルが操作の案内、Releasesが専用キットZIPの配布場所です。Tripoなどの外部サービスの準備と費用は、キット本体とは別に確認します。

一枚絵からVRMまでの制作工程図
事前に整理した工程の図解。今回の記録館では、各段階の実際の成果物と対応させています。

今回できあがった、初版のざすこ3Dアバター

「自分のキャラクターを、立体にして動かしてみたい」。そんな願いから、きゃらくるとTripo、AIエージェントを使い、ざすこの初版3Dアバターを作りました。まず保存できた姿をご覧ください。

保存した初版VRMの紹介。実モデルの表示を切り出した等速・無音の映像です。

出発点は、手持ちの立ち絵とキャラシート

今回用の絵を、ゼロから違うキャラクターとして作ったわけではありません。小さな全身立ち絵を姿勢・服・体の釣り合いの基準にし、キャラシートを顔、眼鏡、髪、花飾りの確認用に使って描き直しました。

最初の8案シートは違いが小さく、次の独立した8案では衣装を変えすぎました。細い緑リボン、白シャツ、茶色いショートブーツは残し、絵柄と小さな細部に幅を付ける方針へ。元の資料を参照し直して作った8案から、今回の一枚を選びました。

今回の3D制作に採用したざすこの立ち絵
比較と差し戻しを経て選んだv3-01。ここではまだ立体ではなく、3D制作の入力となる一枚絵です。

一枚絵から、どんな途中成果物が生まれた?

頭と体の画像へ。採用絵から、頭と体の正面・左右・背面を用意します。全身の三面図は、大きさや位置を見比べるための別のガイド。メガネのつるや花の裏側など、方向を変えると目立つ違いもここで確認しました。

Tripoで立体を作り、候補を選ぶ。頭と体を別々に作り、それぞれ四つの候補を回して比較。正面が良くても、頭頂や後ろに欠けが残ることがありました。頭の再生成と局所補修を試し、比較画像を残して進めました。

部品を分け、色を付ける。立体を顔・髪・上半身・下半身・アクセサリーへ整理し、実際の形に合わせた前後の色見本を描きます。UVとは、立体のどこに色画像を貼るかを対応付ける地図。テクスチャーとは、その表面に貼る肌色や服の絵です。白い形が、部位ごとの色付けでざすこの姿になっていきました。

色付けした頭を点検する制作画面
色付けした頭を点検する実画面。白い立体の検品とは別の段階として残しました。

骨を入れ、歩かせる。リギングは、関節を動かすための骨を設定する作業。ウェイトは、体や服の各部分がどの骨について動くかの割合です。髪やスカートの揺れも設定し、歩行で肩・膝・衣装の動きを見ました。

人の目で見ないと分からなかったこと

ジェネコ

検査を通ったら完成、と言いたくなるジェネ。でも歩かせたら、スカートから脚が出てきたジェネ……。

ざすこ

そうなんだよね。保存できたことと、どんな動きでも自然に見えることは別でした。今回は初版を残し、見つかった問題を次の改善計画にしています。

色付けを進める途中で下着の不足に気付き、普通の下着を追加して黒くしました。実画面で「下着対策もOK!」と確認できた一方、スカートが脚を避ける問題は別に残りました。髪は揺れるけれど胸のリボンは固定。首元や脇では自然に見える陰影も、腕や脚では絵に描き込まれた影が気になる。出来てきたからこそ見つかる課題でした。

制作記録館では、修正前後と判断まで見られます

記録館の前編では、元資料から採用絵を決めた比較、頭と体の方向別画像、Tripoの生成候補、部品の選別、前後の色見本、UVと色付け、リグ時の色崩れと元色の復旧、下着追加、歩行点検までを、実際の画像・動画と当時の会話で追います。

うまくいった完成形だけを並べた展示ではありません。何を残し、何を直し、何を次回へ回したかが見どころです。初版の続きとなるスカートや髪の補修は、これからの制作記録へつなげます。

パスワード付きの制作記録館へ。閲覧案内は、AIみちくさチャンネルのメンバーシップ投稿、またはnoteの有料記事でお届けします。※リンク先の公開と閲覧案内の準備後にご利用いただけます。

まとめ|完成までの変化を見ると、AIとの分担が分かる

一枚絵からの3D制作は、生成ボタン一回で終わる作業ではありませんでした。画像を整え、立体を比較し、部位ごとに色を付け、骨と動きを確かめる。AIへ任せる作業と、自分の目で決める作業を行き来することで、初版を保存できました。

まずは初版の紹介映像と、この記事の道順をご覧ください。制作の手触りまで追いたい方は、記録館で途中成果物と修正前後を見比べてみてください。

公式の利用入口:きゃらくる GitHub/公式チュートリアル/Tripo。本記事はCharakuru v1.0.4を使った今回の制作記録です。利用条件や必要な外部サービスは、実際に使う時点の公式案内をご確認ください。

案内の会話は、制作記録をもとに再構成しています。作品・比較画像は今回の制作物、工程画面は当時の実記録です。

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この記事を書いた人

zasuko 生成AI解説系 Vtuver

個人で Youtubeで生成系AIツールの解説動画を投稿しています。
創作活動をする方向けに私の学んだツールの活用方法などについて発信しつつ自主製作での、イラスト、動画、漫画、最終的にはゲーム開発などのコンテンツ制作を目指しています✨🌱✨

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